【2020】よしなしごと【アーカイブ】
オアシスを眼前にして気がついた
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月1日
自分がいるのは砂漠だったと#三十一文字のよしなしごと
憧れは花散里と言いながら
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月2日
我が身に棲まう六条の方
会いたいととても言えない自分には
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月3日
「ご自愛ください」これが限界#三十一文字のよしなしごと
「また明日!」そう交わしてた日常が
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月4日
「生きて会おう」に変わった今年#三十一文字のよしなしごと
歳月を重ねて見続けることで
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月5日
教えてもらう醍醐味がある#三十一文字のよしなしごと
空の色雲の高さが変わりゆき
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月6日
夜の濃さすら昨日と違う#三十一文字のよしなしごと
空寒く冬となる日と気がついて
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月7日
思い出すのは推しの呟き#三十一文字のよしなしごと
新しい手帳を推しに御披露目し
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月8日
リモートで祓う来る年の厄#三十一文字のよしなしごと
静かさが刃のように刺す朝と
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月9日
綿菓子のよにまといつく夜#三十一文字のよしなしごと
愛称を口にするのも憚られ
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月11日
敬称つけて落ち着くオタク#三十一文字のよしなしごと
日没の時刻を調べ空仰ぐ
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月13日
今年の冬至ももうまもなく#三十一文字のよしなしごと
クリスマス年末年始働いて
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月14日
いつか欲しいな長いお休み#三十一文字のよしなしごと
夜と朝その境目が眼に見える
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月16日
紺瑠璃白と黄蘗橙#三十一文字のよしなしごと
過ぎたこと終わったことと埋めたのに
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月17日
瘡蓋すらも出来上がらない#三十一文字のよしなしごと
心配をしていたんだな今までは
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月17日
やっと気づいた自分の傲慢#三十一文字のよしなしごと
仕事から帰る車の中は今
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月18日
ブレス聞こえるライブハウスに#三十一文字のよしなしごと
ひとつずつ節目受け容れ年の瀬の
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月19日
挨拶交わして祈る来春#三十一文字のよしなしごと
音と声さらに文字で読むことで
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月20日
なお色を増す艶やかさかな#三十一文字のよしなしごと
節句とか盆暮れ正月歳時記と
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月21日
距離がどんどん離れる独り身#三十一文字のよしなしごと
限りなく聞き返してる歌なのに
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月23日
全く違って聞こえる不思議#三十一文字のよしなしごと
幸せで笑っていられますように
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月24日
画面の向こうもこちらもみんな#三十一文字のよしなしごと
ありふれた昨日から今日そして明日
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2020年12月30日
迎えることは当然ではなく
(字余り)#三十一文字のよしなしごと