20240105

まひろです。

ロクブンノキュウが自分にとって横アリの先に対するワクチンみたいなものだったのかもしれない、というのは、年が改まった今だから思うこと。
決定的に違うのはロクブンノキュウにはいた推しが、横アリ後にはいないということで。
それもあって、横アリを通り越した自分をいまいち想像できなかったし、信用できなかった。
推しの一人は卒業し残る一人は残留するという状況のオタクである自分は、何を言っても思ってもおこがましい気がして、この一年半ごく限られた回数と内容と場所で感情を出すように努めてみた(それが出来たとは言えない)結果、自分が本当はどう感じたのかに上手く寄り添いきれず、まして周囲のFFさんには掛ける言葉も見つけられなくて不義理をすることになった。
晦日に「もしかしなくても自分はとても薄情な部類の人間だ」と考えながら西へ向かう新幹線に乗った。
「動いているところ見てから考えよう」で始まったオタク生活であることはことあるごとに繰り返し認識していたから、2023年のカウコンを迷った末に2部のみに絞った。
行けば絶対楽しいのは知っている。それはMeseMoa.というグループから自分が今まで受け取ったものが裏付ける事実として。
それでも「トークがメイン」とされていた1部に入らなかったのは、ステージで歌い踊る5人を自分がどう感じるかを知りたかったからだ。
それ如何によって新年からの自分がだいぶ見えてくるし、おそらくいろいろなことを決めなければならないし、決まるものだと思っていた。

勿忘草

まひろです。

 

忘れないで(forget me not)と、口に出すつもりはなかった。

沼にはまった一番初めから、「覚えてなくていいよ」「忘れていいよ」と思っていた。

忘れられることが怖かったからなのだと、やっとわかり始めている。

 

言祝ぐ人でありたいというのは「外野でいたい」と同義だ。

当事者にならないというか、なろうとしないというか。

求めない。欲しがらない。期待しない。

言葉は綺麗だけど、結局のところそれは自分が傷つきたくないから張る予防線でしかなくて。

誰を推しているのか、明言を躊躇っていた原因はここにあった。

こんなにタチの悪いファンもないものだと、もう少し早く自覚するべきだったと、今更ながらに思う。

 

初めて聞いた時は「その時が来てしまう」と思った。

心底楽しそうな表情で映ってるのを見て、やっと自分の気持ちの置き所が見つかったと思った。

ステージで歌う推しに向かって「忘れないで」と声にした時、本当はずっとそう言いたかったんだと気づいた。

覚えてなくていいよって思ってきたことは、どうしたって覆せない。

だけどもし。万が一。

推しの中に、私というファンのことが砂粒ほどでも残るなら。

「忘れてやるもんか」と言ってくれるあなたの言葉に、甘えてもいいですか。

 

できることなら

まひろです。

 

忘れていいよ。忘れないけど。

と思うのは、私が推している「アイドル」は彼らだけだけど、彼らのファンはたくさんいるからだ。

だから、覚えてなくてかまわない。

認知、という言葉の意味を折に触れて考える。

認めて知る、ということの意味を。

10年が少し欠けるくらいの時間、彼らを見てきた。

私に出来たことは、自分に出来る範囲で足を運び続けること。

接触にも行ったし手紙も書いたけれど、胸を張れることでもない。彼らにどう見られているかは想像もつかないけど、もし記憶のどこかに居させてもらえるとしたら、「なんかいる人」だったら嬉しいなと思う。

そしてオタクとしての私は。

ゴッドファーザーでもフェアリーマザーでもいい。名付け親的な、誰を産んでも育ててもないけれどそういう立ち位置の、東方三賢人とか眠りの森の善い魔法使いのような、言祝ぐ人でありたい。

喜び、祝い、祈る。

今までずっとしてきたことで、これからもし続けるであろうこと。

それを、12月8日まで。そしてその先も。

どこかに向かって投げ続けられたらいいなと思っている。

Make A Wish

まひろです。

 

願いごとをしよう。

叶おうが叶うまいが。たとえ誰に望まれなくても。

ままならない現実や環境が目につく中で、自分にできるのはそのくらいだから。

 

 

私は、好きになったものを、できることならいつまでも好きでいようとする人間です。

幸いなことに形が変わらないまま、四半世紀を超えて活動を続けてくれているグループを好きになったことが、自分のオタクとしての始まりだったから、なのかなと思っていたのですが。

考えてみたらそういうことでもなく。

10代後半から20代初めにかけて馬鹿みたいに遊んで電話でしゃべっていたのに、いつのまにか連絡を取らなくなった友人にも。

今となっては自分自身も離れてしまった職場の、一緒に働いたのはたった半年でしかない同僚へも。

あとはそうだな、社会人として働き始めた頃の職場のお客さんとか。

今だったら沼で知り合ったあらゆるオタクの方々とか。

そういう人に対して、わりといつでも薄っすら

「元気ー?元気でない時もあろうけど」

「ご飯食べてね」

「お布団で寝なよ?」

って、頭の片隅にあります。

そうすることでどこか縁のある人、あった人を、形は変わっても好きなままでいられるような気がしていて。

ただそれは、優しさとかいうことよりも。

今まで生きてきて、末代まで祟ってやる!と思ったことも、たとえ自分が閻魔様の前に立ったとしても、胸を張って「こいつだけは許さねぇ」と言えるだけ根に持ってる記憶も、あるからこそ。

誰かのことを嫌いだとか思いたくないし、まして嫌っていることは知られたくない、みたいな。

自分の、エゴなんだと思っています。

勝手なものです。

 

 

推しの一人が邦楽ロックを好きな子で、Mrs. GREEN APPLEの曲で踊ったりしているからか、某アプリのAIが自分にも邦楽ロックを勧めてきた昨年の夏。

好きなものが増えました。

どうやってもMeseMoa.の楽曲に食指が動かなかった時期のことだったので、逃避と言われれば否定できないけれど、私の中では新しい好きも今までの好きも重なりあっていて、切り離して聞くことが出来ずに、今もいます。

新しく好きになったものに関連してすすめられる、さまざまなバンドの動画をみていた今年の新緑のころ。

この歌が耳に入りました。

 

youtu.be

 

演奏しているバンドの名前だけは知っていて、それもなんでかって言ったら推しがいつか呟いていたから、というくらい。

だから、本当に初めて聞いたその時。

 

Make a wish
You'll be fine
Nothing's gonna let you down
Someone's there next to you holding you
A long the paths you walk

Make A Wish / ELLEGARDEN

 

12月に卒業を控えている推しに対して考えていることを、余すことなく言われてしまったように思いました。

受け取りかたは人それぞれで。ましてオタクなんて勝手な思いをのせがちなものですが。

ひとまずもう、人として、生き物として、健やかに、幸せであってくれ。

生きていれば、何をどうやったって楽しいことばかりではない、しんどいことはいくらでもある。

そんなことは知っていて、それでもあなたの幸いを願うよ。願わせてくれないかな、と。

感情のまま頭の中に留め置いておいたもの。

口に出すことをあえて避けていたもの。

表す言葉はもちろん違うけれど、自分が願っていることはこういうことだよと、折に触れて繰り返し聞きました。

だから、ひと月前の横浜で、最後の最後INTERLUDEというのか、MCのBGMに彼らが演奏し始めた音が聞こえた時、涙を止めることができませんでした。

彼らがこの曲を選んだ意図はわかりようがなくて。(後夜放送も見たけどそれでも)

自分はうまいこと手のひらで踊らされたんだろうなってわかっているし。オタクが激重な思い入れを勝手に重ねて感情揺さぶられているだけだというのも、自覚してる。

それでもやっぱり掬われたように感じたのは、推しが、「そんなことまで!」と驚くほどに最大限拾って歩く人だということを、今まで見聞きしてきたからなんでしょう。

 

 

 

 

フォーゲルさん。

アイドルでいてくれてありがとうございます。

ステージに立つ人でいてくれてありがとう。

伝えきれない感謝の代わりに。

あなたのこれからが、光溢れるものでありますように。

あなたが、望むものを望む形で、つかめますように。

この夏も、師走を迎えても、そして年が変わったその先もずっとずっと願っています。

願いが叶ったかどうかを知る術なんて、なくていい。私がそうしたいだけだから。

 

どうか、晴れやかな笑顔で過ごしてください。

お誕生日おめでとうございます。

今日の日に思うこと

まひろです。

 

毎年、たとえ話で彼について表してきました。
花や英単語や光。
その時その時、 自分が感じていることを精一杯言葉にしてきたつもりです。
それでも、私が書けることは、彼が見せてくれるもの、 聞かせてくれるものの多分1/100にもならない。


先日改めて気づいたのだけど、 彼の歌を聞いて涙が出るのは、 悲しいや嬉しいを感じるよりも先だということ。

私が自分の喜怒哀楽を認識するより先に、抉じ開けるでも忍び込むでもなく正面からやってきて、 真綿の柔らかさや絹の滑らかさ、 麻の爽やかさやカシミヤの軽さで、彼の歌に心そのものを触られているように思う。


後付けで感情に名前をつけることはできるし、 当然のようにそうしてきました。
けれどここ1年は、 自分の感情の揺らぎに自分で説明がつかないことのほうが多くて、 私は考えることを良い意味で放棄したように思います。
心を動かされた結果出てくるのが涙でも笑顔でも、 それは宝物だから。


浴びるように溺れるように浸かるように歌を聞いて、揺り動かされること。
その素晴らしさを受け取ることしかできない私は、返す術を知らないのが悔しくてならないけれど。
「本当にすごいって思っている」のは、どうやら伝わっているらしいことを聞いたので、これからも懲りずに伝えていこうと思います。

 

 

 

 


とみたけさん。
年々大したこと書けなくなって、今年もオタクのお気持ちでしかなくてそれでも毎年本気で思ってることなので、やっぱり今年も念を飛ばします。


お誕生日おめでとうございます。
どうかこれからの一年も、あなたにとってよき一年となりますように。

くれぐれも身体は大事にしてね。

ライナーノーツ2022

まひろです。

1年の振り返りを書こうとして、今年はこれがいいかなと思ったので2年連続の #三十一文字のよしなしごと のライナーノーツを。

昨年までは作りながらその都度投稿していましたが、今年は年明けから折に触れて詠んでいたものからおよそ半分選出し、その他は今月に入って作ったものとなっています。

その為、MeseMoa.さんの卒業発表にまつわるものもありますし、撮影会等接触イベントでのやりとりからできたものもあります。

そういったものを目にしたくないかたがいらした場合は、この先には進まぬが吉、です。

 

 

 

 

今年年始に書いたもの。

帰省から戻ってきて久しぶりに上がった自撮りや呟きを見て。

なんとなく毎年「親御さんも息子さんが元気に帰って来て嬉しかろうて」と思ってしまうのは、どうしたって自分が彼らより彼らの親御さん達の方に近い年齢だからだと思う。

 

昨年「殺生石セッション」が発売された後の接触

🐷MVは、これはとみたけさんじゃないんだなと
🐰???
🐷これは玉藻前で、だからヒトじゃないし性別とか超えてる存在なんだ、と思って見てる

🐰役柄を、演じるからやっぱり。歌はね、とみたけがとみたけを歌うから
🐷うん。だから勿論映像作品としてすごいって思ってるし、ライブだと「あぁとみたけさんだ」と思う

というやりとりからできたもの。

物理的な横顔もだけど、慣用句的横顔(プロフィール)をほんの少しだけ垣間見た気がした。

ちなみに殺生石は発売から1年の変化のあまり、先日開催されたツアー(シングルコレクション)の後、局地的に「玉藻前でもとみたけさんでもない人がいる!」「殺生石のとみちゃすは、あれは誰だ……!」と話題沸騰した。

 

これは3月につくったもの。

当たり前だけど自分の生きている生活と世界情勢は地続きなのだと改めて思わされたのは、RTで流れてくる海外のイルミィさんの様子を眼にしたから。

今すぐ直接的な何かが出来るわけではなくても、選挙には行こう。必ず。絶対に。

 

折に触れて繰り返し「なんでアイドルにはまったんだろう」と考えて、まったく答えが見つからないままきたけれど、結局のところMeseMoa.だからはまって、今に至るまでライブやイベントに足を運んでいる。

それがファイナルアンサーなのだと腑に落ちたのは、今年の夏のDDPを見られたことがとても大きい。

アイドルにはまったんじゃなかったんだなぁ。

 

肌弱々の民なのと職業柄化粧直しとかなんですか美味しいもの?な環境にいるので、冠婚葬祭とイベントごとの時にしか化粧しない(故に一向に上達しない)のですが、このマスク必須の世の中でも化粧することが習慣として残ったなぁというのと、そういう自分がわりと嫌いじゃないなと思えた今年。

 

これは確か豊洲を歩いてるときに作った句です。

天気が良いに越したことないのだけど、あまりにも節目節目に水神(或いは風神雷神)にあたる気がして、いっそ雲が広がる位の方が安心する。

 

わりとずっとこのままだなぁ。(自分のスタンスが)

見届ける、という言葉が語弊を招きやすいとは思うけど、作品にしても体制と呼ばれるものにしても、ひとまず詮索せず追求せず邪推せず、まず見てみて読んでみて聞いてみて、自分がどう感じたのか(思うのか、でなく)を確かめてからその他を考えようとしてるし、出来たらいいなと思っている。

 

開演前の、1ベルが鳴るくらいの頃にいつもとても眠くなる謎の体質。

あのザワザワが気持ちよくてなんなら2ベルまでの束の間ウトウトしたりする。

ちょっと前は静まり返ってたよなぁ。

 

わりと仲間内のLINEとかでは

「やれば!できる子!!YDK!!!」

とか口にするけれど、それはなんかいわゆる這えば立て立てば歩け、的なやつではなく。

自分が見たいから出来るようになって欲しい、でもなくて(全くない、とも言えないけど)、どんなことでも彼らが「やりたい見せたいやってみたい」ことであるならば、

「それは出来るでしょうよ知ってたーー!!!!」
っていう、本当に根拠のない確信なんだろうなと常々思っている。

裏づけの全くない、

🐷だから(大丈夫って)言ったじゃーん(言ってはない)

🐰🐊だいじょばないから!!!!!!!!

みたいな。

 

お察しのとおり、この辺から6月下旬に詠んだものを連投しています。

卒業の発表があって、中1日で対面の撮影会があって。

いつかはと覚悟していたようで、実際聞いたら「覚悟?とは?」となるくらいには呆然としたし、もともとショートスリーパーの気があるのにあんなに眠りの浅い夜は今だかつてなかった。

 

この3~4年こそ文字で書き起こすようになりましたが、本来アイドルとの会話など夢幻のようなもの、という認識でいた為に、初期の緊張でガチガチだった頃のは記録は全くなく思い出せず。

どれだけ内容がなくても、残してさえあれば記憶を呼び戻すトリガーになるのにと思うものの、己の海馬のポンコツぶりたるや。

 

これは8月。当時上げてるブログに書いてあることが全てなのでここでは割愛。

 

梅雨明け以降カラメテを聞くのがしんどくなり、それに伴って通勤の車中でMeseMoa.の他の曲も聞くという選択をしないことが増え、代わりにサブスクで「JAPAN HOT 100」みたいなヒットチャートを聞くともなくただ流す日が多くなった。

普段ほぼTVを見ない、ニュースはラジオとネットからという生活をしていると、世の中で流行っているものとは縁遠くなる。

それでも端々に自分が聞いたことがある曲があるのはなぜだろうと考えてみたら、例えばとみたけさんがカラスタで歌っていたり、フォーゲルさんがTikTokで踊っていたり配信のBGMにしていたり。

遠ざけようとしたところでどうにもしようがないと嘆息してた頃。

 

ライブや接触イベントが非日常の最たるものであるとして、推し事と呼ばれるようなものはあまりにも日常に染み込みすぎていて、彼らがオタクのことを忘れてもこっちは忘れないし、仮に忘れられるとしても全てを完全に忘れることはない気がする。

(思い出さなくはなるとしても)

(推しがオタクのことを覚えているというのが前提条件になる句もどうかと思うがあの人達結構いやだいぶ?かなり??覚えているみたいなので)

 

6月の発表の直後、数年ぶりにあった他界隈のフォロワーさん(め。沼にもいたことある)に会ってお話した日に、その場にいた全員で「寂しい」と「(自覚していた以上に)近くにいたね」を繰り返して改めて思った。

 

(この辺りからさすがに時系列で上げてくといつまでも梅雨が終わらないシンドイとなったので以降順不同になりました)

MeseMoa.さん達が開催してくれる「お出迎え」「お見送り」で起きがちなんですが、とみたけさんがブースのパーティションより大きくて(二番煎じさんは言わずもがな)、パーティションのパイプと間仕切りの塩ビシートのちょっとした隙間にちょうど眼の高さがくることがちょいちょいあって、この隙間からオタクを探しては「パァッッッ」ってほんっとにわんこのように表情変わるのが可愛かったし、オタクなんて勘違いしてなんぼだからなんか眼があったような気がして笑ってくれたような気がしたのを1日かけてじんわり幸せだなってなったりした。

 

イムリミットが設定されてしまったので、自意識過剰で二の足踏んでる場合ではないぞと。

思ってること伝えたいことは伝えて、出されたものは遠慮せず楽しくおいしくいただきましょうと。

そういうただのスローガン。

 

完全なる在宅ですが昔からフィギュアスケートを見るのが好きで、ジュニアの時にやってたプログラムをシニアに上がって同じのやると余白が増えてスカスカになるって話を何度か実況で聞いたことがあり、そういうところMeseMoa.も同じで、ライブを重ねる毎に進化していくし曲が育っていくのを目の当たりにできる、と思ってた。

今年、シングルコレクションという形で初期からの曲を改めて一気に見せられたら、進化も余白(余裕とも言える)もだけど密度がすごいことになってた。要素詰め込みーのレベル上げすぎーの加点取りまくりーの出来映え点満点、なのにザヤったりしてない。プルシェンコかあんたたちは。

 

Twitterに書いたことそのままですが、この先の1年間でなんとか一度白服さんとお話出来る機会がなんとか欲しいなと思っています。

それはなんでかと言うと、もはやアーカイブも公開されてないキャスで、

「30代40代のファンの人、周りが若い子ばっかりだからすごく気にするんですよね、でも僕達は嬉しいです」

って言ってくれて、それが当時(沼落ちして4ヶ月くらいのタイミングだった)どれだけ嬉しかったか、そんでこれに背中押された結果自分はすごく楽しかったし幸せなオタクしてるって、お礼を言いたい。

 

もうね、オタクの自分勝手なのも自己中なのもそりゃそうなんだけど、でもいいじゃんせめて負け惜しみでもなんでも「ご多幸をお祈りしています」位のことは言わせてよそれくらいの見栄張らせてくれたって良くない????

 

武道館公演完売の報を聞いて、そういえば今年の生誕祭でフォーゲルさんが

「自分がみたい景色にいてください(意訳)」

って言ってたなぁ……って思い出して。

どれだけ遠くて見えなかろうが確かにそこにある心意気。

 

即時性とか手軽さとか身近さとか、そういう意味でとても優れたツールだと思うんだけど、なんかおっかなくってDMってめったに書いたことがなく。

投函(ポチッと)してしまったら取り戻せないのはどちらも同じなのにそれでもお手紙の方が好きなのは、やはり世代ということでしょうか。

 

毎年恒例たじふぁんの日。

FlowerWindが出来てハッピーエンドなのは知ってるけれど、それだからこそ愛すべき物語。

 

気づけばライブハウス、文化会館大ホール、中野サンプラザ、パシフィコ、幕張メッセと色んな大きさの会場で見てきたけど、どこも楽しかったしすごかったし幸せだった。

武道館に立つ彼らを見たことはまだないけど、でも絶対に大丈夫(念)

 

先のことを考えたくないからというとみもふたもないけれど、でも1日ずつ楽しみ尽くした方が、なんていうか幸せだし後々楽な気がするから、掛けられる念は積極的にかけていこうと思って(自分に)。

 

23日の配信を見ていて一種のファンタジーというか、

「そしてみんなしあわせににくらしましたとさ」

「おしまい」

がこの人達なら成立するんじゃないかな3月が来て卒業が来てもその先も、って。ひったすら笑い転げて泣きながら思った。

 

秋口に手帳を買って、フォーゲルさんに厄払い(撮影会に持ち込んで今年と来年の手帳の引き継ぎの立ち会い)してもらうのがここ数年恒例で。

新しい手帳を使い始めるのが楽しみで、いつも12月の半ばから取り替えてたのに、今年はそもそも来年の手帳をできることなら買いたくなかった。

この日にやっと今年のピクチケを全部整理して、1月の勤務もオン特の予定も書き入れて、オタクポーチにセットして。やってることは毎年同じなのに今年の手帳をなかなかしまえなくて。しまいたくないなってしばらく撫でてた。

 

直近なのであまりにもあまりにも、なんだけど。

個人的にDMをあまり送れないってところと通じるものがあって、自分が完全に出来てるとはとてもじゃない思えないから、せめてこの心構えだけは本当に忘れないようにしたい。なんていうかもう人間関係(人間関係)の一番最初の前提として。

 

誰を推してるのかを自分から口にするのになぜかずっと抵抗があって、例えば誰かと初めましてのお話をしてる時に尋ねられた時はなんとなく疑問符つきで答えてしまっていたのですが、これやってるとこの先出てきたものをつかみ損ねるしもうそんなことに躊躇してる場合か?(どんな場合なのか多分誰にもわからないけどそれでいい)となったので、ひとまずそれぞれの推しさん達に名乗るところから始めたのですが、

🐰(眼ぇ真ん丸にして)………知ってるよ???

🐊…………(この人今なんて言った???の顔)

という反応だったので、笑われるどころではありませんでした。

 

🐷毎度「すごい」「すごいね」「すごかった」しか言えないからもうそのbotになろうかと

🐰でもねぇ、言うことが特にないのに接触に来て(なんとなく)そう言ってるとわかるの。そうじゃないじゃん?

というやりとりが今年の夏にあって。

汲み取らせてしまってゴメンねの気持ちと伝わってた良かった!の気持ちがごちゃ混ぜになった。

それでなくても語彙力ない上に緊張しいなので、推しを目の前にして言葉にならず、

🐰どうだった?どうだった??
🐷👏👏👏👏👏👏

という反応が日常なのはちょっとは反省して改善しような?と思いました。

 

 

振り返りといいながら大して振り返ってないな???

でも今年は、自分がどう感じたか考えたか思ったかを今までより出せたような気がするので、それはそれでよかったように思います。

来年、できるかどうかはわからない。

とにかく次の1年はあんまり先のこと見過ぎずに、目の前の事を大事に見ようと思っているので。

ひとまず、今年はこれにて。

みなさま、よいお年を!

 

2022年の夏祭り

まひろです。

 

株式会社DDによる3年ぶりのイベント、「DD Party2022」に行ってきました。

時節柄いろいろありまして、私が観られたのは8月27日の埼玉公演のみ。

ボリュームがものすごいと聞いてはいても想像以上だったDD party(以下「ででぱ」と呼称します。)の、これは私の感想文。

そして、ほぼ初見祭りと化した後輩さん達のファーストインプレッション置き場、です。

 

 

【1】DDベイビーズ(以下べびずと呼称)

正直に言います。顔と名前、8割一致してません。

開演前に知っていたことと言えば、

薄紫→藤田峻平さん。(これはひとえにリトリガを観てたから)

濃紫→おいすの子。ちょこぼのぱんめんさんの舎弟。

緑系→フォロワーさんの推しが緑だったような。画像は何度か見た気がする。

黄色系→最年少の子がいる。

丈の高い眼鏡の子が→開演前ミーティング券の引換してもらった。

髪の毛ピンクで眼がくりっとした子がピンク→開演前物販で当たった。

ピンク系にとみたけさんみのある子がいる→開演前にフォロワーさんから聞いた(私がMeseMoa.のオタクなので)

以上。

自分自身が画像や動画より「実際に動いてるとこ見て考えよう」というタイプなので、特にこの3年間の情報は一切持ってません。上記に加えて「べびずのオリジナル曲が何曲かある」のを知っている程度。

だからこそ開演前のOPAはかなり楽しみでもありました。

「動いてるとこやっとみられるー」的な。

結果、推しをみつけるとかそういうところまでは全然たどり着かなかったんですが、それでも感じた事を。

 

①ステージに出てきたのが見えた瞬間

「なんやなんや多いな!」「増えたな!!」

②War Cry ~アイドル気取りで何が悪い~

難易度(難易度)との兼ね合いなのか、わりと研修生制度できた頃から歌われてた印象が強い。今となってはMeseMoa.の、というよりべびずのテーマ曲のような性格を持たされた曲だなぁと見ながら思う。

この曲に限らず、この人数でやる機会がどこまであるのかは知りませんが、見ていてかなりこなれている印象。危なげないというか。

③フレフレ自分

一転して借り物感がなくなって見える。「自分たちの曲」というか、うぉーくらだってそりゃ自信もってやってるだろうけれど、それとは違う、「これが本来見せたい自分たち」みたいな勢いと光?を一気に放ってきたように見えた。

 

実際のところ人数が多すぎるので、1群2群に分ける研修生公演という仕組みはよくできてるなーというのがおおざっぱな全体に対する感想。

この後観た歌唱部演目とダンス部演目に選抜されていた、薄紫と桃色系と水色?の子は、たぶん次観たら見分けがつくと思う。

 

【2】わんちゃんわんわんねこにゃんにゃん

顔と名前一致してませんPart2。8割どころかまったくわからん。

世を忍ぶ仮の姿と中の人が一致しな過ぎて、ていうかもはや一致させなくていいんじゃないかこの人たちは、と思ったりした。

当たり前にバンドの人だなーっていう第一印象。Fixsodiaとはまた違う感じの。

DDに限った話ではなく、アイドルが例えば「1×人数」で「100」だとしたら、この人たちは「100×人数」で「1」になるんだなぁと、そんなことを思いながらステージを見ました。

(ニュアンスですニュアンス)

提供曲については何度となく見聞きしていますが、わんにゃん自身の曲をそこまで聞きこむことはしないまま挑んだ結果、楽しかった!というのが一番大きく残ってます。

周囲の見よう見まねで手振りをしたのがとても楽しかった。前回開催されたDD Shopで確か音源買ってあるはず。も一度ちゃんと聞きます。

ででぱが開催されなかった3年というのは、ステージの上に立つ人が「諦めたくない(意訳)」と口にするのを、耳にする機会が増えた時間でした。それは、株式会社DDの子たちだけではなくて、超のつくメジャーレーベルに所属する人たちもそうで。

いくら応援していても、し続けたくても、選択された結果を覆す何かが私にできる訳じゃない。

それでも、目の前で歌っている人が、踊っている人が、「選んでよかった」「続けてよかった」と言ってくれるのであれば、やっぱり応援する。せずにはいられない。

そんなことを、帰り道に「175」と「運営さんいつもありがとうございます!」の歌詞を読みながら思いました。

 

【3】ReLIT

顔と名前が、一致します!(やっとか!!)

一致しますが、持ち曲をほぼ聞いたことがありません(おいおい)。

デビュー曲の円盤はご祝儀にと購入しましたが、そのあと特に追わなかったので楽曲を知りません。単独のライブも配信も、見たことがありません。(オーディション期間中の個人配信はちょっとだけ見たことある)

なので、ざっくりの印象を。

1曲目を見ながら思ったのは、「見たことある」でした。

顔と名前が一致するからとかでなく、デビューの経緯を知っているからとかそういうことでもなく、「わかりやすく『男の子アイドル』な子達だな」っていう。

株式会社DDの不思議なところで、所属しているのは男性ばかりのはずなのにどうもそういうところ(性別)をすっ飛ばして見られるってところがあると思っています。(だからと言って女性と見ている訳でもなく、ご親族とかご友人はそれはそれでまたややこしくなるのでこの際置いといて)

「5グループ目にして遂にこういう子たちが出てきたかー」って。

そのうえで(基本的にここ3年の記憶がないのでとても不遜な物言いになりますが)、

「すごい歌えるようになったのね???」

というのが一番大きいです。

踊れる子(綾野さん仁科さんあたり)がいるのは知っていましたし、こと歌というところでいうと黄ノ瀬さんが突出しているイメージがとても強かったんですが、総合力が爆上がりしてるんですね。

当日体調不良でさんの歌唱が聞けなかったのがつくづく惜しい。いつかちゃんと聞いてみたいもんです

 

【4】Cosmic!!

歌うまお化けの集団。

いや知ってましたよ。さすがに。単独のライブこそ行けてないんですがアルバムは持ってるのと、噂の「カニ少」のご本家ですもの。

にしたってとんでもねぇな、なんだろなこの人達、っていう。

本当にDDミリしらな人がででぱ見たとして、想像しうる最初の印象って「歌うまい人集めた事務所なんね?」ってとこな気がするんです。

実際今や研修生も含めてえらいこっちゃな状態だと思いますし。

それでもCosmic!!の歌のうまさって、DDの中でも異質というか、種類が違うように感じました。

もともとつるてぃさんのお歌はとても好きだったんですが、今回のででぱで改めてこの人好きだわーってなったのはうみねこさんです。「立て板に鉄砲水の如く喋れる人」という認識だったんですが、なんかね、歌声が好き。あと同郷らしいので。どうやら。

(そこ?そこなの??)

 

【5】パンダドラゴン

他グループと同じくここ3年の情報は持っていませんが、1つ例外というか違いがあるとすれば、TikTokでバズってる子達であるがゆえに、なんとなくサビの手振りについていける位には曲を知ってる、というところでしょうか。

以前聞いたぱんめんさんの配信で「(ぱらごんは)可愛さに特化」といったニュアンスの言葉を聞いた覚えがあるのですが、実際そうだわねぇ、と見ながら思いました。もちろんカッコいいぱらごんもたくさんいるのでしょうが、ででぱに来ている他沼のオタクからすると、可愛いはとても、なんていうか、とっつきやすい特徴なじゃないかと思います。

個人的にはわんにゃんソロでのなぎさんの選曲がとてもエモかった。

2018年のででぱで『全部なんとかしてやる』ってお兄さん達が言ってた(訳ではない)子が今や「DDのピンク背負って立つ(ニュアンス)」って堂々のパフォーマンスなんですもの。おっきくなったねぇ……(誰)

 

【6】ChocoLate Bomb!

たっくんさんすげぇ。

もうそれ以外に何を言えと。

いやそりゃ完全なる外様、にわかオブにわかの自分にもちょこぼの怪物っぷりは感じるところあるのですよ。それはそうなの。ぱんめんさんとかレオさんとかね、どちゃどちゃにお歌うまくなりなすったね?!?!とかさ、あるんです色々と。しかしながらもうね、それを上回るというかなぎ払う勢いでたっくんさんがすごい。

もともと自分がたっくんさんに対して持ってたイメージは「琥珀糖みたい」でした。
キャラメルって程濃厚ではなくてどっちか言うと落雁(和三盆)的な甘さだけど透明感あるしなーとも思ってた。その後色々、とのペアライブとか見たりした結果、いい意味で突出して聞こえる時とハモリで周りに馴染んでるときの差がすごいな金平糖みたいな凸凹がある、という認識だったんですけど、しばらくぶりにライブで見たら水飴の滑らかさと氷砂糖の硬度、みたいななんかとんでもないギャップお化けになってたすごかった。

(甘いものから離れなさいよ)

あとさっさーさん含めたフルメンバーをみてみたいこれもいつかは。

 

【7】MeseMoa.

 

なんだかんだ言って自分はMeseMoa.のオタクなので、言うたらMeseMoa.さんのパフォーマンスが一番見慣れてるんですよね。

それでも毎回「すごいなぁ」ってなる。見飽きることはないだろうと思います。

なんていうか、既に出来上がってる身体なのか、積み重ねたキャリアなのか、それともグループとしての自信がそうさせるのかわからないけど、私は彼らを3Dでエネルギーを放てる人たちだと思っていて、それが故にあの日のあのステージでは狭いよなぁと感じてもいます。

オタクの勝手な感情ですけど。

正直、「カラメテ」は、音源ではしばらく聞いてないんです。というか、MeseMoa.さんの楽曲を「聞く」ことからは少し離れていて。

沼ハマリして以来初めての状態なんですが、それでもライブで見ると圧倒されるし、また見たいと思えるから、もっと大きなところで見られるのを楽しみにしています。その後のことは、そのあと考える。

 

 

 

※全体演目とか歌唱部ダンス部についても追記するつもりでいますが、夏の思い出は8月中に一度は提出してしまいたいので、ひとまずここまで。