まひろです。
1年の振り返りを書こうとして、今年はこれがいいかなと思ったので2年連続の #三十一文字のよしなしごと のライナーノーツを。
昨年までは作りながらその都度投稿していましたが、今年は年明けから折に触れて詠んでいたものからおよそ半分選出し、その他は今月に入って作ったものとなっています。
その為、MeseMoa.さんの卒業発表にまつわるものもありますし、撮影会等接触イベントでのやりとりからできたものもあります。
そういったものを目にしたくないかたがいらした場合は、この先には進まぬが吉、です。
久しぶり見かけた頬がふっくらと
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年11月30日
している様を眼にできたこと#三十一文字のよしなしごと
今年年始に書いたもの。
帰省から戻ってきて久しぶりに上がった自撮りや呟きを見て。
なんとなく毎年「親御さんも息子さんが元気に帰って来て嬉しかろうて」と思ってしまうのは、どうしたって自分が彼らより彼らの親御さん達の方に近い年齢だからだと思う。
「ライブはさ、俺が自分を歌うから」
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月1日
そう口にした君の横顔#三十一文字のよしなしごと
🐷MVは、これはとみたけさんじゃないんだなと
🐰???
🐷これは玉藻前で、だからヒトじゃないし性別とか超えてる存在なんだ、と思って見てる
🐰役柄を、演じるからやっぱり。歌はね、とみたけがとみたけを歌うから
🐷うん。だから勿論映像作品としてすごいって思ってるし、ライブだと「あぁとみたけさんだ」と思う
というやりとりからできたもの。
物理的な横顔もだけど、慣用句的横顔(プロフィール)をほんの少しだけ垣間見た気がした。
ちなみに殺生石は発売から1年の変化のあまり、先日開催されたツアー(シングルコレクション)の後、局地的に「玉藻前でもとみたけさんでもない人がいる!」「殺生石のとみちゃすは、あれは誰だ……!」と話題沸騰した。
顔知らぬかの地に生きる同好の
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月2日
無事をひそかに祈ることしか#三十一文字のよしなしごと
これは3月につくったもの。
当たり前だけど自分の生きている生活と世界情勢は地続きなのだと改めて思わされたのは、RTで流れてくる海外のイルミィさんの様子を眼にしたから。
今すぐ直接的な何かが出来るわけではなくても、選挙には行こう。必ず。絶対に。
君だから君たちだから足運ぶ
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月3日
そんな理由で重ねた月日#三十一文字のよしなしごと
折に触れて繰り返し「なんでアイドルにはまったんだろう」と考えて、まったく答えが見つからないままきたけれど、結局のところMeseMoa.だからはまって、今に至るまでライブやイベントに足を運んでいる。
それがファイナルアンサーなのだと腑に落ちたのは、今年の夏のDDPを見られたことがとても大きい。
アイドルにはまったんじゃなかったんだなぁ。
マスク越し見えるはずなどないけれど
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月4日
相貌作るその心意気#三十一文字のよしなしごと
肌弱々の民なのと職業柄化粧直しとかなんですか美味しいもの?な環境にいるので、冠婚葬祭とイベントごとの時にしか化粧しない(故に一向に上達しない)のですが、このマスク必須の世の中でも化粧することが習慣として残ったなぁというのと、そういう自分がわりと嫌いじゃないなと思えた今年。
海沿いの街歩きつつ空見上げ
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月5日
広がる雲に忍び笑う日#三十一文字のよしなしごと
これは確か豊洲を歩いてるときに作った句です。
天気が良いに越したことないのだけど、あまりにも節目節目に水神(或いは風神雷神)にあたる気がして、いっそ雲が広がる位の方が安心する。
変わるもの変わらないものそのままに
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月6日
見届けること許されるなら#三十一文字のよしなしごと
わりとずっとこのままだなぁ。(自分のスタンスが)
見届ける、という言葉が語弊を招きやすいとは思うけど、作品にしても体制と呼ばれるものにしても、ひとまず詮索せず追求せず邪推せず、まず見てみて読んでみて聞いてみて、自分がどう感じたのか(思うのか、でなく)を確かめてからその他を考えようとしてるし、出来たらいいなと思っている。
暗がりに寄せては返すさざ波の
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月7日
中に揺蕩う幕上がる前#三十一文字のよしなしごと
開演前の、1ベルが鳴るくらいの頃にいつもとても眠くなる謎の体質。
あのザワザワが気持ちよくてなんなら2ベルまでの束の間ウトウトしたりする。
ちょっと前は静まり返ってたよなぁ。
君たちがしたいと思うことだから
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月8日
大丈夫だよ必ずできる#三十一文字のよしなしごと
わりと仲間内のLINEとかでは
「やれば!できる子!!YDK!!!」
とか口にするけれど、それはなんかいわゆる這えば立て立てば歩け、的なやつではなく。
自分が見たいから出来るようになって欲しい、でもなくて(全くない、とも言えないけど)、どんなことでも彼らが「やりたい見せたいやってみたい」ことであるならば、
「それは出来るでしょうよ知ってたーー!!!!」
っていう、本当に根拠のない確信なんだろうなと常々思っている。
裏づけの全くない、
🐷だから(大丈夫って)言ったじゃーん(言ってはない)
🐰🐊だいじょばないから!!!!!!!!
みたいな。
この気持ちいつか笑える未来など
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月9日
思いつかない今の自分は#三十一文字のよしなしごと
お察しのとおり、この辺から6月下旬に詠んだものを連投しています。
卒業の発表があって、中1日で対面の撮影会があって。
いつかはと覚悟していたようで、実際聞いたら「覚悟?とは?」となるくらいには呆然としたし、もともとショートスリーパーの気があるのにあんなに眠りの浅い夜は今だかつてなかった。
なにげなく交わした言葉そのすべて
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月10日
色鮮やかにとどめておくには#三十一文字のよしなしごと
この3~4年こそ文字で書き起こすようになりましたが、本来アイドルとの会話など夢幻のようなもの、という認識でいた為に、初期の緊張でガチガチだった頃のは記録は全くなく思い出せず。
どれだけ内容がなくても、残してさえあれば記憶を呼び戻すトリガーになるのにと思うものの、己の海馬のポンコツぶりたるや。
記憶など否が応でも薄れてく
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月11日
それでいいよと貴方には言う#三十一文字のよしなしごと
これは8月。当時上げてるブログに書いてあることが全てなのでここでは割愛。
それぞれを思い浮かべるきっかけは
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月12日
時の数だけ人の数だけ#三十一文字のよしなしごと
梅雨明け以降カラメテを聞くのがしんどくなり、それに伴って通勤の車中でMeseMoa.の他の曲も聞くという選択をしないことが増え、代わりにサブスクで「JAPAN HOT 100」みたいなヒットチャートを聞くともなくただ流す日が多くなった。
普段ほぼTVを見ない、ニュースはラジオとネットからという生活をしていると、世の中で流行っているものとは縁遠くなる。
それでも端々に自分が聞いたことがある曲があるのはなぜだろうと考えてみたら、例えばとみたけさんがカラスタで歌っていたり、フォーゲルさんがTikTokで踊っていたり配信のBGMにしていたり。
遠ざけようとしたところでどうにもしようがないと嘆息してた頃。
「日常にいたらいいな」と言われたら
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月13日
忘れられても忘れられない#三十一文字のよしなしごと
ライブや接触イベントが非日常の最たるものであるとして、推し事と呼ばれるようなものはあまりにも日常に染み込みすぎていて、彼らがオタクのことを忘れてもこっちは忘れないし、仮に忘れられるとしても全てを完全に忘れることはない気がする。
(思い出さなくはなるとしても)
(推しがオタクのことを覚えているというのが前提条件になる句もどうかと思うがあの人達結構いやだいぶ?かなり??覚えているみたいなので)
神棚に奉っていると言いながら
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月14日
それでもやはり近すぎた日々#三十一文字のよしなしごと
6月の発表の直後、数年ぶりにあった他界隈のフォロワーさん(め。沼にもいたことある)に会ってお話した日に、その場にいた全員で「寂しい」と「(自覚していた以上に)近くにいたね」を繰り返して改めて思った。
衝立の隙間から眼を覗かせて
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月15日
表情変える君が可愛い#三十一文字のよしなしごと
(この辺りからさすがに時系列で上げてくといつまでも梅雨が終わらないシンドイとなったので以降順不同になりました)
MeseMoa.さん達が開催してくれる「お出迎え」「お見送り」で起きがちなんですが、とみたけさんがブースのパーティションより大きくて(二番煎じさんは言わずもがな)、パーティションのパイプと間仕切りの塩ビシートのちょっとした隙間にちょうど眼の高さがくることがちょいちょいあって、この隙間からオタクを探しては「パァッッッ」ってほんっとにわんこのように表情変わるのが可愛かったし、オタクなんて勘違いしてなんぼだからなんか眼があったような気がして笑ってくれたような気がしたのを1日かけてじんわり幸せだなってなったりした。
可愛いと伝えることを迷わない
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月16日
受けとることに尻込みしない#三十一文字のよしなしごと
タイムリミットが設定されてしまったので、自意識過剰で二の足踏んでる場合ではないぞと。
思ってること伝えたいことは伝えて、出されたものは遠慮せず楽しくおいしくいただきましょうと。
そういうただのスローガン。
積み重ね生んだ密度とその余白
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月17日
幾度眼にして驚くだろう#三十一文字のよしなしごと
完全なる在宅ですが昔からフィギュアスケートを見るのが好きで、ジュニアの時にやってたプログラムをシニアに上がって同じのやると余白が増えてスカスカになるって話を何度か実況で聞いたことがあり、そういうところMeseMoa.も同じで、ライブを重ねる毎に進化していくし曲が育っていくのを目の当たりにできる、と思ってた。
今年、シングルコレクションという形で初期からの曲を改めて一気に見せられたら、進化も余白(余裕とも言える)もだけど密度がすごいことになってた。要素詰め込みーのレベル上げすぎーの加点取りまくりーの出来映え点満点、なのにザヤったりしてない。プルシェンコかあんたたちは。
ありがとうあの時君のその言葉
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月18日
聞けたからこそ幸せだった#三十一文字のよしなしごと
Twitterに書いたことそのままですが、この先の1年間でなんとか一度白服さんとお話出来る機会がなんとか欲しいなと思っています。
それはなんでかと言うと、もはやアーカイブも公開されてないキャスで、
「30代40代のファンの人、周りが若い子ばっかりだからすごく気にするんですよね、でも僕達は嬉しいです」
って言ってくれて、それが当時(沼落ちして4ヶ月くらいのタイミングだった)どれだけ嬉しかったか、そんでこれに背中押された結果自分はすごく楽しかったし幸せなオタクしてるって、お礼を言いたい。
これはエゴこれは偽善と知っている
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月19日
それでも願う幸せでいて#三十一文字のよしなしごと
もうね、オタクの自分勝手なのも自己中なのもそりゃそうなんだけど、でもいいじゃんせめて負け惜しみでもなんでも「ご多幸をお祈りしています」位のことは言わせてよそれくらいの見栄張らせてくれたって良くない????
あの場所で君が見られる景色には
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月20日
私が灯す六等星も#三十一文字のよしなしごと
武道館公演完売の報を聞いて、そういえば今年の生誕祭でフォーゲルさんが
「自分がみたい景色にいてください(意訳)」
って言ってたなぁ……って思い出して。
どれだけ遠くて見えなかろうが確かにそこにある心意気。
放ったら取り戻せないものなのは
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月21日
同じとしてもアナログがいい#三十一文字のよしなしごと
即時性とか手軽さとか身近さとか、そういう意味でとても優れたツールだと思うんだけど、なんかおっかなくってDMってめったに書いたことがなく。
投函(ポチッと)してしまったら取り戻せないのはどちらも同じなのにそれでもお手紙の方が好きなのは、やはり世代ということでしょうか。
慌てすぎ勘違いする君思い
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月22日
毎年なぜか微笑む師走#三十一文字のよしなしごと
毎年恒例たじふぁんの日。
FlowerWindが出来てハッピーエンドなのは知ってるけれど、それだからこそ愛すべき物語。
裏づけのない確信を持っている
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月23日
どこであっても最高なこと#三十一文字のよしなしごと
気づけばライブハウス、文化会館大ホール、中野サンプラザ、パシフィコ、幕張メッセと色んな大きさの会場で見てきたけど、どこも楽しかったしすごかったし幸せだった。
武道館に立つ彼らを見たことはまだないけど、でも絶対に大丈夫(念)
目の前のひとつひとつを大切に
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月24日
呪文のように立ち向かう時#三十一文字のよしなしごと
先のことを考えたくないからというとみもふたもないけれど、でも1日ずつ楽しみ尽くした方が、なんていうか幸せだし後々楽な気がするから、掛けられる念は積極的にかけていこうと思って(自分に)。
こうやって来年もたぶんその先も
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月25日
楽しく過ごすこの人達なら#三十一文字のよしなしごと
23日の配信を見ていて一種のファンタジーというか、
「そしてみんなしあわせににくらしましたとさ」
「おしまい」
がこの人達なら成立するんじゃないかな3月が来て卒業が来てもその先も、って。ひったすら笑い転げて泣きながら思った。
過ぎた日を振り返りつつ半券を
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月26日
貼った手帳が名残惜しくて#三十一文字のよしなしごと
秋口に手帳を買って、フォーゲルさんに厄払い(撮影会に持ち込んで今年と来年の手帳の引き継ぎの立ち会い)してもらうのがここ数年恒例で。
新しい手帳を使い始めるのが楽しみで、いつも12月の半ばから取り替えてたのに、今年はそもそも来年の手帳をできることなら買いたくなかった。
この日にやっと今年のピクチケを全部整理して、1月の勤務もオン特の予定も書き入れて、オタクポーチにセットして。やってることは毎年同じなのに今年の手帳をなかなかしまえなくて。しまいたくないなってしばらく撫でてた。
改めて指折り選び削り取る
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月28日
棘や刃を投げないように#三十一文字のよしなしごと
直近なのであまりにもあまりにも、なんだけど。
個人的にDMをあまり送れないってところと通じるものがあって、自分が完全に出来てるとはとてもじゃない思えないから、せめてこの心構えだけは本当に忘れないようにしたい。なんていうかもう人間関係(人間関係)の一番最初の前提として。
口に出す機会を探し続けたら
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月29日
今になったの笑われるかな#三十一文字のよしなしごと
誰を推してるのかを自分から口にするのになぜかずっと抵抗があって、例えば誰かと初めましてのお話をしてる時に尋ねられた時はなんとなく疑問符つきで答えてしまっていたのですが、これやってるとこの先出てきたものをつかみ損ねるしもうそんなことに躊躇してる場合か?(どんな場合なのか多分誰にもわからないけどそれでいい)となったので、ひとまずそれぞれの推しさん達に名乗るところから始めたのですが、
🐰(眼ぇ真ん丸にして)………知ってるよ???
🐊…………(この人今なんて言った???の顔)
という反応だったので、笑われるどころではありませんでした。
「本当に思ってること言うでしょう?」
— 眞尋(まひろ) (@mahiro3591) 2022年12月30日
そう汲みとってくれる優しさ#三十一文字のよしなしごと
🐷毎度「すごい」「すごいね」「すごかった」しか言えないからもうそのbotになろうかと
🐰でもねぇ、言うことが特にないのに接触に来て(なんとなく)そう言ってるとわかるの。そうじゃないじゃん?
というやりとりが今年の夏にあって。
汲み取らせてしまってゴメンねの気持ちと伝わってた良かった!の気持ちがごちゃ混ぜになった。
それでなくても語彙力ない上に緊張しいなので、推しを目の前にして言葉にならず、
🐰どうだった?どうだった??
🐷👏👏👏👏👏👏
という反応が日常なのはちょっとは反省して改善しような?と思いました。
振り返りといいながら大して振り返ってないな???
でも今年は、自分がどう感じたか考えたか思ったかを今までより出せたような気がするので、それはそれでよかったように思います。
来年、できるかどうかはわからない。
とにかく次の1年はあんまり先のこと見過ぎずに、目の前の事を大事に見ようと思っているので。
ひとまず、今年はこれにて。
みなさま、よいお年を!